月50時間…残業多い厚労省 霞が関の10労組で調査

東京新聞 2016年8月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016083101000752.html

 中央省庁の労働組合でつくる「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」は、2015年の職員の残業時間は月平均36・7時間だったとのアンケート結果をまとめた。省庁別では、回答を得た組合のうち厚生労働省の厚生部門が56・4時間、労働部門が53・7時間でワースト1、2位を占めた。

 アンケートは今年3月に行い、非組合員も含め約2200人が回答。共闘会議傘下の17組合のうち10組合が参加した。

 過労死ラインとされる月80時間以上の残業をした人は9・0%いた。「過労死の危険性を感じたことがある」は27・6%。これらの項目は厚労省の労働部門がワーストで、厚生部門が続いた。

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