教員の残業規制、50万人署名 過労死遺族ら、文科省に

朝日DIGITAL 2018年1月22日

https://digital.asahi.com/articles/ASL1Q4F1TL1QUTIL035.html

写真・図版:署名提出後、記者会見する「教職員の働き方改革推進プロジェクト」の呼びかけ人たち=東京・霞が関の文部科学省(省略)

教員の長時間労働が問題になるなか、研究者や過労死遺族らでつくる「教職員の働き方改革推進プロジェクト」が22日、教員の残業の上限規制などを求める、50万人余りの署名を文部科学省に提出した。文科省は昨年12月、教員の勤務時間の上限を示すガイドラインをつくる方針を決めたが、グループは「法的拘束力がなく、根本的な解決にならない」と主張している。
 署名は昨年5月から、ネット上などで呼びかけ、50万1400人分が集まった。この日の要請書では、残業代を出さない代わりに基本給の4%を上乗せする教員給与の仕組みが長時間労働につながっているとして、関係する法律の見直しも求めた。 

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