連合愛知が主催する第89回愛知県中央メーデーの集会が21日、名古屋市中区栄3の久屋大通公園で開かれた。各労働組合の組合員ら約2800人が参加した。
連合愛知の佐々木龍也会長はあいさつで「時間外労働の上限規制は働く者の心身を守る最後のとりで。不合理な格差を是正するため、同一労働・同一賃金も実現させなければならない」と強調した。
集会では、ワーク・ライフ・バランスを重視する「働き方改革」の実現などを盛り込んだメーデーアピールが採択された。今回は、参加者が家庭で余った食材を持ち寄って福祉施設に届ける取り組みを初めて行った。【井口慎太郎】