鎌の柄で部下のかばんたたくパワハラで降格 課長→係長、大津
2019/6/13 18:58 (JST) ©株式会社京都新聞社
大津市役所
部下にパワーハラスメントをしたとして、大津市は13日、農業委員会事務局の課長級の男性職員(58)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分、係長級への2階級降格の分限処分にした。
市によると、男性職員は昨年10月26日、市内のため池で、部下(20代男性)と現地調査をしていた際、草刈り鎌の柄で部下のかばんをたたいた。部下にけがはなかったという。
市の調査に対し、男性職員は草刈りを手伝わなかったため、かばんの中にあった鎌の存在を示す意図でたたいたと説明しているという。市は、当時の上司の課長級職員(56)を厳重注意とした。
市は、男性職員が2016年にも部下へのパワハラで減給処分を受けていることから分限処分にした、としている。