ひとり親→子ども 貧困の連鎖は最賃上げで止められる?
https://www.asahi.com/articles/ASM8N6DNPM8NULFA01H.html?iref=pc_ss_date
朝日新聞デジタル 東京経済部・榊原謙 2019年8月23日07時00分
〔写真・図版〕大分県の2018年度の最低賃金762円と同額の時給を掲げた求人広告=2019年8月、同県内
鹿児島市の40代の女性は、シングルマザーとして2人の子を育てる。以前はコンビニや美容院などでパート勤務をしていたが、賃金は鹿児島県の最低賃金水準。鹿児島の最低賃金は全国でも下位グループだ。生活はいつも苦しく、給料日前には98円でギョーザが12個入ったパックや、59円の卵のパックばかりを買ってしのいでいた。働きづめで倒れ、病院に運び込まれたこともある。
こうしたひとり親世帯の貧困率は5割に達する。最低賃金レベルで家計を支える世帯も多い。子育てのためにフルタイム勤務や転勤が難しかったり、結婚時に一度退職したため、正社員として復職できなかったり。企業が非正規労働者を増やす流れも加わり、「子どもの7人に1人が貧困状態」という負の連鎖を生み出している。
最低賃金は上がったが…
改善には最低賃金の底上げが必…
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朝日新聞デジタル 2019年8月22日16時30分
鹿児島市の40代の女性は、シングルマザーとして2人の子を育てる。以前はコンビニや美容院などでパート勤務をしていたが、賃金は鹿児島県の最低賃金水準。鹿児島の最低賃金は全国でも下位グループだ。生活はいつも苦しく、給料日前には98円でギョーザが12個入ったパックや、59円の卵のパックばかりを買ってしのい…