賃金不払いで経営者書類送検 神戸の訪問看護事業所
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201910/0012798282.shtml
2019/10/17 22:19神戸新聞NEXT
神戸西労働基準監督署は17日、最低賃金法違反(賃金不払い)の疑いで、障害者への訪問看護事業などを営む事業所=本店・神戸市垂水区=と、経営者の男(46)を書類送検した。
書類送検容疑は、同市東灘区の事業所で働く34〜59歳の女性7人に対して、2018年6、7月分の賃金を支払わず、兵庫県の最低賃金(当時は時給844円)を下回った疑い。
同署の調べに、男は「事業上での借金があり、賃金に経費を回せなかった」などと容疑を認めているという。同署によると、7人に支払われていない賃金の合計は約340万円で、1人当たりで最も多い被害額は約76万円だった。東灘区の訪問看護事業所は18年7月に閉鎖している。