ケン・ローチ監督が問う「雇用によらぬ働き方の闇」 「個人事業主」過酷な現実 最新作を鑑賞、討論 /東京
https://mainichi.jp/articles/20191208/ddl/k13/200/006000c
毎日新聞2019年12月8日 地方版
東京都
ローチ監督「家族を想うとき」の一場面 photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
労働者の権利奪われ/組合があれば/家族と仕事のあり方は
労働問題や社会問題などをテーマに作品を発表してきた英国のケン・ローチ監督の最新作、「家族を想うとき」を見て、ディスカッションするイベントが千代田区で開かれた。今作でローチ監督は、「個人事業主」や「フリーランス」などの言葉と共に広がりを見せる雇用によらない働き方を取り上げた。イベントには、個人請負で料理宅配サービスのウーバーイーツで働く人々も参加、作品が告発する「雇用によらない働き方の闇」を語り合った。【東海林智】
イベントは、8時間働いたらまともな生活を送れるような社会にしようと活動を続けている「わたしの仕事8…