佐賀)若者の一人暮らし 佐賀市では最低賃金の2倍必要
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朝日新聞デジタル 平塚学 2020年1月5日03時00分
写真・図版試算を発表した県労連の記者会見=佐賀県庁
佐賀県労働組合総連合(県労連)は、若者が佐賀市内で一人暮らしをするのに必要な年収は約290万円で、時給だと県内の最低賃金790円の2倍という試算を発表した。若者へのアンケートなどをもとに、県単独での調査は初めてという「最低生計費」から出した。
県労連によると、昨年、労働者らの生活パターンなどを調べるアンケートを実施。回答を得た805人中、一人暮らしの10〜30代の計111人の回答や国の統計から、1カ月の食費や買い物代などを調べた。
モデルは、25歳で佐賀市本庄町のワンルームのマンション・アパート(家賃3万4500円)に住み、中古の軽自動車を持っているなどとした。
こうした想定で、「若者が普通…