中学教員、依然3割過労死ライン 小学校の副校長・教頭も 千葉県内公立学校 (1/30)

中学教員、依然3割過労死ライン 小学校の副校長・教頭も 千葉県内公立学校
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2010/01/30(木) 11:55配信千葉日報オンライン

 千葉県教委は29日、昨年11月に実施した県内公立学校教員の勤務実態調査の結果(速報値)を公表し、残業が月80時間(過労死ライン)を超える割合は昨年6月の前回調査から低下したものの、中学校教諭で依然29・5%に上った。副校長・教頭は市町村立の中学校で31・7%、小学校でも27・3%が80時間超え。

 県教委は、80時間超えを速やかに解消する目標を設定して業務の効率化や補助人材の活用を進めているが、一層の対策強化が必要になりそうだ。

 調査対象は、千葉市教委が権限を持つ同市立校を除くフルタイム勤務者全員。

 中学校教諭の80時間超えは、6月調査時の37・9%からは8・4ポイント低下した。

 80時間超えは、高校教諭で16・5%(6月調査は20・6%)、小学校教諭で8・1%(同12・1%)。

 副校長・教頭は、県立高校で5・3%(同13・2%)、県立特別支援学校で11・1%(同20・3%)が80時間を超えた。

 一方、校長の80時間超えは、ほとんどなかった。 

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