2017.04.04【労働新聞】
https://www.rodo.co.jp/news/11028/
厚生労働省は、昨年11月に実施した過重労働解消キャンペーン中における重点監督結果をまとめた。
過労死の労災申請があった事業場や若者の使い捨てが疑われる事業場など7014事業場を対象に集中監督したところ、4711事業場(67%)に労働基準関係法令違反があった。このうち2773事業場で違法な時間外労働をさせていた。
時間外・休日労働の実績が最長で月200時間を超えていた事業場も52事業場みられた。
厚労省では、違反事業場に対して是正指導するとともに、今後についても積極的な監督指導を展開する意向とした。