共同ニュース
原発の再稼働反対を訴えデモ行進する(前列右から)作家の落合恵子さんと大江健三郎さんら=14日午後、東京都江東区(写真省略)
関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が定期検査入りし、国内で稼働中の原発がなくなるのを前に、原発に反対する市民ら約8千人が14日、東京都江東区周辺で集会やデモ行進をし「再稼働反対」などと訴えた。
集会では作家の落合恵子さんがあいさつ。東京電力福島第1原発事故の汚染水問題をめぐる安倍晋三首相の「状況はコントロールされている」発言に触れ「汚染水は漏れ続けているのに管理できているといえるのか。再稼働は許さない」と力を込めた。
主催したノーベル賞作家の大江健三郎さんは「子どもらが安心して生きていける環境を残していこう」と話した。