就労制限、高裁も賠償命令 HIV理由、一審から減額

http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012901002897.html
2015/01/29 【共同通信】

 エイズウイルス(HIV)検査で陽性と診断された福岡県内の元看護師が、検査結果を知った勤務先の病院から退職を余儀なくされたとして、病院に約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は29日、病院に約115万円の支払いを命じた一審の福岡地裁久留米支部判決を変更し、約61万円の支払いを命じた。

 判決理由で一志泰滋裁判長は「元看護師は勤務先病院が検査結果を職員間で共有することについて、事後承諾していた」として慰謝料を減額した。

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