JR東最大労組から分裂 2400人が新産別を結成
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2020/02/22(土) 22:27配信朝日新聞デジタル
JR東最大労組から分裂 2400人が新産別を結成
JR東労組を脱退してつくった「日本輸送サービス労働組合連合会」の新執行部が発足し、拍手する組合員たち=2020年2月22日午後、東京都中央区
JR東日本の最大の労働組合「東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)」から分裂してできた新労組で構成される新たな産業別組織が22日、約2400人の組合員で発足した。JRグループの既存の2大産別には組合員数で大きく水をあけられるが、今後会社への厳しい姿勢を打ち出すことで、労組に入っていない社員らにアピールしていく方針とみられる。
【写真】JR東労組を脱退してつくった新労組の集会で気勢を上げる組合員たち=2020年2月22日午後、東京都中央区
新産別は「日本輸送サービス労働組合連合会」。JR東労組を今月集団脱退した組合員たちが結成した「JR東日本輸送サービス労働組合」と「ジェイアールバス関東労働組合」で構成される。労組の中央組織・連合には当面加盟しない。この日都内で開いた結成大会で綱領や運動方針を決定し、委員長にJR東の中野電車区で運転士として働く関昭生氏を選んだ。関氏は直前までJR東労組東京地方本部の副委員長を務めていた。
朝日新聞社