大正生健会2人不起訴 大阪 不当弾圧に抗議広がるなか
しんぶん赤旗 2020年3月1日
大阪市大正区の大正生活と健康守る会の会員、仲村義男さん(73)と石井博さん(76)の2人が携帯電話を貸し借りしたことを違法な「名義貸し」に当たるとして「詐欺」容疑で大阪府警本部警備部公安1課が逮捕し、関係のない大正生健会事務所を家宅捜索して組織資料やパソコン2台など34点を押収した事件で、このほど2人が不起訴になったことが分かりました。
28日に弁護士が2人の不起訴処分を求め面談した時に、大阪地検の担当検事が不起訴処分の決定と捜査の終結を言明しました。
今回の件は、携帯電話を契約できずに困っていた会員に、友情からプリペイド携帯を貸したというものです。
大正生健会と全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)は、当初から府警による違法・不当弾圧だとして抗議し、2人の会員への支援と、不当捜査をやめさせる活動を展開。不起訴署名は短期間に360団体から寄せられました。
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