「違法な『偽装請負』の状態で働かされ、不当に解雇された」建築士が竹中工務店を提訴 (12/26)

“偽装請負”と竹中工務店を提訴
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191226/2000023773.html
NHK News 2019/12/26

大手ゼネコンの竹中工務店から子会社を通じて業務の再委託を受けた設計会社の社員だった建築士の男性が、竹中工務店の社員が工事

現場で直接、業務を指示したのはいわゆる「偽装請負」にあたると主張して、竹中工務店などに損害賠償を求める訴えを起こしました。
大阪地方裁判所に訴えを起こしたのは、大阪市の設計会社に勤めていた建築士の男性です。
代理人の弁護士によりますと、男性の会社は竹中工務店から子会社を通じて設計業務の再委託を受けていましたが、男性はことし8月から9月にかけて大阪市内の工事現場で竹中工務店の社員が雇用契約もないのに業務を指示したのは、いわゆる「偽装請負」にあたると主張し、竹中工務店や子会社などに220万円の損害賠償などを求めています。
男性は、労働局に申告したところ会社から解雇されたとしていて、提訴のあとの記者会見では「建設業の現場から偽装請負がなくなることを望み、訴えを決めました」と話しました。
大阪労働局は11月、竹中工務店と子会社を職業安定法違反にあたるとして是正指導を行っています。
訴えを起こされたことについて竹中工務店は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。


竹中工務店が「偽装請負」? 再委託先の男性に直接指示
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00024471-asahibcv-soci
2019/12/26(木) 19:11配信ABCテレビ

ABCテレビ

大手ゼネコンの竹中工務店と雇用契約や派遣契約を結んでいないのに工事現場で仕事の指示を受けたのは違法だとして、男性が慰謝料などを求める訴えを起こしました。

訴えによりますと、竹中工務店は建築工事の設計業務を子会社に委託し、子会社は、さらに設計会社に再委託。設計会社に雇われた男性(41)は、工事現場で竹中工務店の社員から仕事を直接指示され、実態は違法な偽装請負だったとして、慰謝料など220万円や地位の確認を求めて訴えを起こしました。竹中工務店は「訴状が届いていないので、コメントは控えたい」としています。この問題では、大阪労働局が「是正指導」を行っています。

ABCテレビ


「違法な『偽装請負』の状態で働かされ、不当に解雇された」建築士が竹中工務店を提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-19161305-kantelev-l27
2019/12/26(木) 19:16配信 関西テレビ

関西テレビ

派遣契約をしていないにもかかわらず、直接業務上の指示をしたのは違法な「偽装請負」だとして、建築士の男性が大手ゼネコンの竹中工務店などを訴えました。

建築士の男性(41)の訴えによると、竹中工務店は今年6月、子会社を通して男性が勤務していた設計会社に業務を委託し、男性は工事現場で竹中工務店の社員から仕事の指示を受けていました。

しかし、法律では雇用や派遣契約をしていない他社の社員に、直接指示して働かせることを禁じていて、大阪労働局は11月、竹中工務店などを是正指導しています。

男性は、「違法な『偽装請負』の状態で働かされ、不当に解雇された」として、竹中工務店や設計会社などに損害賠償220万円の支払いなどを求めて、大阪地裁に提訴しました。

竹中工務店は「コメントを差し控える」としています。

関西テレビ 

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