働き方改革の嘘 本社記者が指摘 (8/4)

 働き方改革の嘘 本社記者が指摘

中日新聞 2019年8月4日
 
〔写真〕政府の「働き方改革」の実態について聞く参加者ら=金沢市鞍月の県地場産業振興センターで
 
金沢、著作語る
 
 働くもののいのちと健康を守る石川センター主催の講演会が三日、金沢市鞍月の県地場産業振興センターであり、久原穏(くはらやすし)・中日新聞東京本社(東京新聞)編集委員(57)が「『働き方改革』の嘘(うそ)」と題して話した。
 
 久原編集委員は演題と同名の本(集英社新書)の著者。政府の「働き方改革」を批判し、「強制的な残業減らしは、残業代が減るうえに持ち帰り残業となる」「定年後の継続雇用はいったん雇用契約を切っての再雇用が多く、給料が激減して高齢ワーキングプア状態に陥る」などとその実態を指摘した。市民ら約四十人が耳を傾けた。
 
 センターは金沢市昭和町に事務局があり、県労連や県医労連、石川民医連などが母体。相談窓口を設けながら労働者の状況改善に向けて活動している。この日の講演後には富山で労働相談に取り組む人たちと互いの活動報告をし、交流も深めた。 (辻渕智之)
 

 

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