賃上げ、７年ぶり２％割れ 「官製春闘」以前の水準に―連合集計
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時事通信 2020年03月13日19時03分 賃上げ
連合は１３日、２０２０年春闘で傘下の労働組合が経営側から受けた回答の第１回集計結果を発表した。基本給を底上げするベースアップ（ベア）と定期昇給を合わせた引き上げ率は平均１．９１％（５８４１円）。政府による要請を受け賃上げが進んだ「官製春闘」以前の１３年（１．７４％）以来、７年ぶりに２％を下回った。
１３日午前１０時時点で回答があった５７７組合を集計。このうち組合員３００人未満の中小労組は２．０５％で、２年ぶりに全体の平均を上回った。大手で賃上げの勢いが失速した一方、格差是正に向け中小の賃上げが進んだ。