個人向け貸付制度に特例 フリーランスなど最大20万円 厚労省
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NHK News 2020年3月22日 4時03分新型コロナウイルス
厚生労働省は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でフリーランスや個人事業主の生活がとくに厳しくなっているとして、個人を対象とした貸付制度に特例を設け、生活資金として最大20万円まで借りられるようにすることを決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、厚生労働省は所得が低い世帯を対象にした貸し付け制度に特例を設け、世帯収入にかかわらず、仕事を休むなどして収入が減った人に最大10万円を、小学校の臨時休校などの影響を受けた場合は最大20万円を貸し付けることにしています。
このうち、個人事業主やフリーランスで働く人について、厚生労働省は仕事の減少で生活がとくに厳しくなっているとして、臨時休校と関係がなくても20万円まで無利子で借りられるようにすることを決めました。
受け付けは、各地の社会福祉協議会が窓口となり、相談を受けてから貸し付けまで通常は9日ほどかかりますが、2日に短縮するということです。
厚生労働省は「経済に影響が出始めて生活に不安を抱えている人が増えてきているため、迅速に手続きを進めていきたい」としています。