コロナ、解雇や雇い止め994人 見込み数、厚労省 (3/29)

コロナ、解雇や雇い止め994人 見込み数、厚労省
https://www.47news.jp/national/new_type_pneumonia/4660971.html
2020/3/29 12:37 (JST)3/29 15:04 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスによる業績悪化などで、解雇されたり雇い止めされたりする見込みの人が、27日時点で994人に上ると明らかにした。各地の労働局を通じて集計した。

 企業が従業員を休業させた場合に支給する「雇用調整助成金」に関連する相談は同日時点で3489事業所から寄せられている。学生らの内定の取り消しは28日時点で22件32人という。

 一方、加藤勝信厚労相は29日のNHK番組で、千葉県東庄町の障害者福祉施設で集団感染が起きた問題に関し「障害者施設は特段の配慮が必要で、(厚労省の)障害部局の職員も派遣する」と述べた。 


(swakitaコメント) 先月より100人ほど増加など、解雇や雇い止めの見込み者数が示されたことは分かる。しかし、労働相談の事例からは、解雇などの人数が、こんなに少ないのに首をかしげる。どのようにして、この数字が出てくるのか、強く疑問に思う。通常、解雇する事業所には、雇用調整助成金が支給されないので、この申請手続きのなかで解雇、雇い止めがあって助成金が支給されないことになった事業所ということだろうか?内定取り消しについては、リーマンショックのときには、かなり厳しく労働行政が企業に対応していたと思う。そうした対応をしたのか、数字だけ簡単に示したのだろうか?記者会見があれば、質問したい点だ。

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