5日公表の「大阪維新」プログラム(案)は、新自由主義にそった自治体市場化そのもの、政府と財界の入り知恵である。そのなかで、府立高校の教務補助員305人が来年度に任用しない、すなわち全員解雇が言い渡されたのである。もちろん、これを許さないたたかいが開始されてはいる。解雇の前に10%の賃下げ、今年3月に30円日給が引き上がったが今年の8月からは210円賃下げされ日給は5220円と市場賃金より低い劣悪なもの。そして解雇。20年間働いた人も、図書館書司の資格もとり、放課後の重要な役割も果たしている。解雇されれば、高校の図書館は閉鎖されるだろう。教務補助の仕事は、今、中学校に生徒募集のためのチラシづくり、2日間で2万枚を他の仕事の最中に印刷し、二折りしているなどである。PTを聞いて、組合事務所に向かう途中、涙が止まらなかったと。書記長の話を聞き、仲間を話し合ったら、元気になった。頑張りたいと話していました。組合員も27人増え、127人になった。生活かけて頑張りたいと。帰りの夕刊に、橋下知事「橋ライトアップに1.8億円」と。この男、平然と教育日本一(効率学校の充実・強化)と言い放っているのだが。これも、新自由主義のドグマか(服部信一郎)