生存権を問い、生存権をいかす運動を深めたつどいでした。

7月4日、エル大阪南館ホールで開催された「第6回つどい」、156人が参加しました。湯浅誠さんも韓国から駆けつけ、たいへんな盛り上がりとなりました。今回は、「なくせ貧困!生存権と労働運動の関わり方を考える」でした。生存権が脅かされているもとで、どう生きるちからを労働者が連帯するのか、何に向かってたたかうのか、が講演者(大口耕吉郎さんにも感謝)やパネラーの発言で浮き彫りになるつどいとなりました。参加されたみなさん、講演者やパネラーのみなさんありがとうございました。湯浅誠さんは、「すべり台社会からいかに抜け出すか」をテーマに、実践的に深く関わっていることから来るわかりやすい語り口で、参加者を引きつけました。「溜」が失われる社会を告発し、社会に「溜」をつくることが社会運動ではないかと問いかけていました。自らを「頭の中で『ちょっとあんたはナァ』と思うことを禁じている」、そう思うことは、人権の視点を失うことであり、運動をすすめるちからにならない、とも語りました。終了後、懇親会を開きましたが、こういう人が社会運動家なんだなと思う、魅力をもった方だと思いました。奥さんも一緒で、明日からは洞爺湖サミット抗議のデモに参加するとのこと。大事な人と出会えた!と思えました、元気いただきました。
(大阪労連副議長 服部信一郎)

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