27日(土)から31日(水)までの年末に、大阪労連は常駐役員と事務局員が輪番制で相談体制をとった。特に、住むところと食事の確保を心配してのことであった。東京では、31日から5日まで閉庁期間、派遣村がオープンしている。電話相談は8件入り、3件は事務所で直接対策を講じ、生活対策をとった。日産九州で21日解雇され、その後、野宿生活となっていたMさん、ハローワークで柏原に住めるようになったとのお礼が30日あったが、当面の生活費が無いと再び電話。31日、時点では電話が無く、心配である。10日まで、建設飯場で働き生活していたAさんは、お金もなくなり扇町公園で野宿していた。市立更正相談所を紹介、再度連絡はなく、南港の臨時宿泊所(3食つきのプレハブ、毎年西成から年末だけ移動、989人収容)にギリギリ間に合ったのか。他、愛知県トヨタの派遣労働者、八尾シャープの派遣労働者らからの相談があった。ともかく、年の瀬に多少たりとも人助けできたかとは思ったが、どれほどの労働者が除夜の鐘を寒空で聞きながら年を越すのだろうと思うと辛い。明日は雪になるかもしれないと言うし。扇町公園と梅田を回って帰ります。(副会長 大阪労連 服部信一郎)