全国ユニオンの鴨桃代さんの話は、みんなを今何が必要なのかの思いにさせてくれた。労働相談に乗っていて、「がんばろう」としか言えないほど大変な労働者が多かったことかと。命をつなぐ派遣村であったと語る話は、参加者を納得させ、また労働組合の本当の課題を提起していたように思った。そして、法律で規制できない事は声を上げよう、企業は必ず社会的責任が必ずあると力強く語ってくれた。労働組合の責任にも言及、非正規労働者の状況をここまで放置してきた責任である。労働者は生活だけでなく心までも奪われている、足を引っ張り合っている。共同と連帯のちからの発揮がもっと必要だと話を結びました。(服部信一郎)