昨日開催の働き方ネット大阪の第10回つどいは『資本論』講演会でした。テーマは「社会変革の波を起こそう」です。 基礎経済科学研究所との共催で、これまでと違った参加者が目立ちました。参加者は70人、始まるまで「何人来てくれるやろう、10人ぐらいかな」と、不安の声もありましたが、中成功でした。 森岡孝二(関西大学教授)ー 働きすぎと貧困をどう克服するか
野口宏(関西大学名誉教授)ー 『資本論』と情報通信技術革命 大西広(京都大学大学院教授)ー 『資本論』と人間発達でした。終わってから「難しかった」「寝てた」など感想もありましたが、有意義だった、時間が短い、資本論をもっと読みたくなったなど、現代の貧困と格差の問題と関わって理論的整理をする場ともなりました。特に、若い研究者や労働者が参加され、運動と科学を結びつける機会となったようです。特に、「労働過程論から人間発達論」など、「人間発達論」に関心と質問などがありました。みんな、資本論8章と13章を読みこなそうな、と2次会でも決意。