働き方「価値観の変革を」=女性官僚が内閣人事局長に提言

時事ドットコム 2014/06/26

中央省庁で働く女性官僚が加藤勝信内閣人事局長(左)に、働き方の改革を訴える提言を提出=26日午後、東京・永田町の内閣人事局(代表撮影)

 中央省庁で働く女性官僚のグループが26日、仕事と家庭の両立を目指し、加藤勝信内閣人事局長に働き方の改革を提言した。長時間勤務を当然と考える霞が関(中央省庁)の慣習を改めるなど、価値観の変革を訴えた。加藤局長は「女性の活躍は安倍政権の政策の柱。提言は(同局の)指針にしっかり取り込む」と約束した。

 提言は10項目。仕事の質を評価するほか、(1)インターネットなどを活用したテレワークを導入し、自宅への仕事の持ち帰りを認める(2)国会の質問通告時刻を早める(3)育児中でも幹部になるために必要な経験を積ませる−ことなどを盛り込んだ。

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