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Yomiuri Online 2016年01月21日
捜索を終え、段ボール箱を手にバス運行会社「イーエスピー」を出る東京労働局の労働基準監督官たち（２１日午後０時９分、東京都羽村市で）＝菅野靖撮影
捜索を終え、段ボール箱を手にバス運行会社「イーエスピー」を出る東京労働局の労働基準監督官たち（２１日午後０時９分、東京都羽村市で）＝菅野靖撮影
スキーツアーバス転落事故で、東京労働局と青梅労働基準監督署は２１日、労働基準法違反と労働安全衛生法違反の容疑で、事故を起こしたバス運行会社「イーエスピー」（東京都羽村市）を捜索した。
同社は、１日８時間、週４０時間の法定労働時間を超えて働かせる場合に労使間で結ぶ協定を締結せずに、運転手らに時間外労働をさせていた疑いや、運転手らに健康診断を実施していなかった疑いが持たれている。
同局は１５日以降、同社に労基法に基づく立ち入り調査をしていたが、悪質だと判断し、強制捜査に踏み切った。