職場で虐待を受けた障害者970人に倍増

 
 2015年度に職場で虐待を受けた障害者は970人にのぼり、前の年度に比べ倍増
したことがわかりました。
 厚生労働省によりますと、2015年度に全国の507事業所で働く障害者に対し虐待
が行われ、あわせて970人が被害を受けたということです。虐待を受けた障害者は前
の年度に比べ倍増しました。
 
 内容としては、最低賃金より低い賃金で働かされたり、賃金が支払われなかったりした
「経済的虐待」が最も多く855人で、次いで差別的な言動など「心理的虐待」が75人、「身
体的虐待」が73人でした。
 
 虐待を受けた人として最も多かったのが知的障害者で、553人となっています。
(27日19:36)

 

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