ギリシャで反緊縮策の48時間スト始まる、過去2カ月で3度目

ロイター 11月6日(火)

11月6日、ギリシャで新たな緊縮措置に抗議する48時間ストライキが始まった。労働組合側は、緊縮策は貧困層に打撃を与え、低迷する経済を崩壊させると訴えている。アテネの駅で撮影(2012年 ロイター)

 
[アテネ 6日 ロイター] ギリシャで新たな緊縮措置に抗議する48時間ストライキが6日始まった。労働組合側は、緊縮策は貧困層に打撃を与え、低迷する経済を崩壊させると訴えている。
 
このストはギリシャの2大労組である民間労組のギリシャ労働総同盟(GSEE)と公務員連合(ADEDY)が呼びかけたもので、過去2カ月で3度目。GSEEの幹部によると、ストは6日と7日の両日実施される。
 
サマラス首相は、次回融資を獲得するため、歳出削減と構造改革を盛り込んだ関連法案を議会で可決させたい考え。年金の支給額を最大4分の3に削減することや、休日賞与を廃止することなどが含まれる。今回のストはこれらの措置に対して抗議している。

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