中日新聞 2013年6月14日
政府は14日午前の閣議で2013年版「高齢社会白書」を決定した。内閣府が初めて実施した団塊世代の意識調査の結果を盛り込んだ。半数が65歳以降も働くことを希望しており、団塊世代の高い就労意欲が明らかになった。
高齢者(65歳以上)の仲間入りを始めた団塊世代に「何歳まで働きたいか」と質問。「働けるうちはいつまでも」が25・1%と最も多かった。「70歳まで」が21・3%、「75歳まで」と「80歳まで」は合わせて4・5%。計50・9%が65歳以降も働きたいと答えた。
一方、計38・5%の人は「65歳まで」「働きたいとは思わない」など、早めのリタイアを希望した。