6月14日は過労死110番

読売新聞 2014/06/13日

過労死・過労自殺を国の責務で防ぐ「過労死等防止対策推進法」が成立目前となったことを受け、関西の弁護士らで作るグループ「大阪過労死問題連絡会」は11日、大阪市中央区の大阪府立労働センター(エル・おおさか)で緊急シンポジウムを開いた。

 過労死防止法の制定を求めてきた岩城穣(ゆたか)弁護士(大阪弁護士会)が法律の意義について解説し「過労死を国民の課題として取り組む法律になる」と述べた。

 連絡会は昭和56年に発足。63年に無料電話相談「過労死110番」を全国に先駆けて行ったほか、平成22年には過労死防止法の原形となる法案を独自にまとめて社会に発信してきた。14日午前10時〜午後3時には27年目となる過労死110番((電)06・6364・7272)を行う。

この記事を書いた人