共同ニュース 2014年9月12日
厚生労働省は12日、2014年版労働経済白書を公表し、非正規社員から正社員へ移行する割合は、25〜34歳が最も高く、年齢が上がるにつれて移行割合が低くなるとの分析を盛り込んだ。
白書は「正社員化を望む人は早いうちに取り組むことが重要だ」とした。一方、非正規社員の時は、ある程度の期間は働いて経験を積んだ方が正社員になりやすいとも指摘している。
白書では、過去5年以内に非正規社員から他の仕事に移った人のうち、正社員になった人の割合を年代別に比較。25〜34歳が最も高く34・9%で、年齢が上がると割合は低下し35〜44歳は22・8%だった。