共同ニュース 2014年9月12日
女性が活躍する社会の実現に向け、世界各国の女性指導者らを招き都内で開かれた国際シンポジウム(女性版ダボス会議)は13日、分科会での議論を行い、2日間の討議を終えた。「労働時間を短縮し、柔軟な働き方を実現」「経営トップが責任を持って女性登用を実行する」といった内容の提案をまとめた。
提案にはこのほか、融資条件緩和などによる女性の起業支援、子育て、介護支援のための外国人労働者の受け入れ基準の緩和―も盛り込まれた。岸田文雄外相が総括演説を行い「活発な議論に感謝する。(日本)政府は提案を胸に具体的な行動に移したい」と述べた。シンポジウムは来年も開催される。