昨年以上の賃上げ焦点=労使トップが言及−春闘

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_date1&k=2015030900766
時事ドットコム 2015/03/09

 2015年春闘は、昨年以上の賃上げ実現が焦点となってきた。経団連の榊原定征会長は9日の記者会見で、「昨年の実績と同程度以上の賃上げ水準となることを期待している」と表明。一方、連合の古賀伸明会長も同日の会見で「昨年は一定水準に張り付いていた賃金を引き上げる回答を引き出した。この流れを加速させ、広げていく」と述べ、大幅な賃上げを目指す考えを強調した。

 古賀会長はさらに、「榊原会長が(賃上げすると)言ったからといって、全経営者が『賃上げします』というわけではない。経団連や日本商工会議所との空中戦ではなく、地上戦でわれわれの主張を(個別企業の)交渉相手に伝えていく」と語った。

 今春闘は自動車、電機などの集中回答日を18日に控え、主要企業の労使が大詰めの協議に入っている。政府は経済界に賃上げを繰り返し要請しており、大企業に続き中小・零細企業に賃上げの動きが波及するかどうかも注目されている。

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