http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015061201002105.html
共同通信 2015年6月13日
厚生労働省は12日、2014年度に各地の労働局などに寄せられた労働相談のうち、「いじめ・嫌がらせ」に関するものが過去最多の6万2千件に上ったと発表した。全体の相談件数は23万9千件で前年度に比べ2・8%減ったが、いじめ・嫌がらせに関するものは5・1%増加した。
厚労省の担当者は「雇用情勢が回復する一方、パワハラなどへの社会的関心が高まっていることが影響したのではないか」と説明した。
ほかに「解雇」が3万9千件(前年度比11・4%減)、「自己都合退職」が3万4千件(4・8%増)。「労働条件の引き下げ」は2万8千件(6・8%減)だった。