橋下徹大阪市長が大阪府知事時代に公務員制度改革の柱として提唱し、昨年4月に試験導入された「相対評価」について、府が職員に評価の妥当性をアンケートした結果、回答に応じた約2200人のうち36%が「納得できない」と答えていることが14日、分かった。
「その他」や無回答も27%に上り、「納得できる」との回答は37%にとどまった。“橋下改革”の目玉政策に対する府職員の不満が浮き彫りになった形だ。
納得できない理由は「制度自体に反対」が41%、「説明が不十分」が42%だった。評価した側からも「公平に相対化するのは無理がある」という意見があった。