大阪市立中学の「夏休み一週間短縮」 賛成者は多数派に

Livedoor News 2013年02月27日

大阪市教育委員会が平成26年度から市立中学全130校の夏休みを短縮する案を示し、了承されました。また25年度から市立小中全429校の冬休みを二日間短縮し、土曜授業を行うための学校管理規則の改正案が議決されました。

これにより、夏休みは大阪市立の中学校で「7月21日〜8月24日」となることが決定しました。また、夏休み前後の嬉しい短縮授業も原則廃止が決定……。もしも自分が子どもの頃にこのニュースを聞いていたら、おそらくも反発し足をジタバタさせて自身の無力さを痛感する出来事になっていたかもしれないこのニュース、あなたはどう思うでしょうか?

それでは、「大阪市教委は2014年から中学校の夏休みを1週間短縮する方針を決めました。授業時間数を増やし、学力向上と地域との連携を強化するのが目的だとか。あなたは、学校の夏休みを短縮することに賛成? 反対?」という調査の結果を見てみましょう。

・賛成:57%
・反対:37%
・どちらともいえない:8%

約6割が賛成、という大人っぽい回答結果となったこのアンケート、「賛成」「反対」各回答のコメントを以下に抜粋します。

【賛成】
・「暑いといっても今は教室にエアコンがついている」
・「授業時間を増やすと学力は向上する。反復する時間が増えるから」
・「足りない授業時間で内容をつめ込まれても身につかない」
・「宿題を大量に出すより、日々の授業を丁寧に行う方が良い」
・「土曜の授業もやらなくなって年間200時間少ないのに、そもそも夏休みが長すぎる」

【反対】
・「他の先進国は二ヶ月以上休みがあっても機能している。なぜ日本だけ長時間勉強すればよいという方向なのか」
・「教育の質が悪いから学力が伸びないのに、時間増やすだけじゃ……」
・「中学〜高校まで短縮するなら賛成だが、中学だけなら反対」
・「休む時はとことん休む、勉強する時はとことん勉強すべき」

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