朝日DIGITAK 2016年7月8日
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7851M9J78ULFA024.html
全国の商店主やタクシー運転手らに景気の実感を聞いた6月の景気ウォッチャー調査は、景気の現状を示す指数が前月より1.8ポイント下がり41.2となった。低下は3カ月連続で、水準は2012年11月以来の低さだった。基調判断は「弱さがみられる」で据え置いた。内閣府が8日に発表した。
米国の雇用統計悪化や英国のEU(欧州連合)離脱問題で円高が進み、サービス関連や非製造業を中心に全般的に数値が悪化した。雇用関連も人手不足などから前月より3.3ポイント下がった。
2〜3カ月先の見通しを示す指数は、円高・株安への不安から前月より5.8ポイント下がり41.5となり、2カ月ぶりの低下となった。