急性アルコール中毒でホスト死亡、労災認定 大阪地裁 (5/29)

□急性アルコール中毒でホスト死亡、労災認定

沖縄タイムズ 2019年5月29日 15:40 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/425815
 
 ホストの男性が一気飲みをして急性アルコール中毒で死亡したのは接客業務が原因として、両親が労災認定を求めた訴訟で、大阪地裁は29日「飲酒は業務の一環」として国の労災不支給決定を取り消した。弁護団によると、飲酒を伴うサービス業で急性アルコール中毒を労災と認めるのは初。(共同通信)

□ テキーラ一気飲みで死亡、ホスト男性に労災認定

読売ニュース 16:36
 
 大阪・ミナミのホストクラブで2012年、テキーラを一気飲みして急性アルコール中毒で死亡したホストの田中裕也さん(当時21歳)の両親が、国に対し、労災と認めなかった決定の取り消しを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(内藤裕之裁判長)は29日、労災と認定し、決定を取り消した。
 
 
 判決によると、田中さんは12年4月からホストクラブで勤務。同年8月1日未明以降、テキーラを一気飲みするなどし、同日朝、店内で倒れているのが見つかり、救急搬送されたが、死亡した。
 
 両親は13年、大阪中央労働基準監督署に労災申請したが、「自らの意思で大量摂取しており、業務との因果関係は認められない」と退けられていた。

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