ウーバーイーツ、日本の配達員が労働組合結成準備 (6/10)

 ウーバーイーツ、日本の配達員が労働組合結成準備 

ネット・IT サービス・食品
日経新聞 2019/6/10 20:39
 
米ウーバーテクノロジーズの宅配代行サービス「ウーバーイーツ」の日本の配達員が労働組合の結成準備を進めていることが10日わかった。12日に都内で設立に向けた準備会を開く。ウーバーイーツの配達員は労組を結成することでウーバー側に待遇の改善を迫る。賛同者を募り、早ければ年内にも労組の設立を目指す考え。
 
ウーバーイーツはウーバーが展開する料理の配達サービス。登録した「配達パートナー」はスマートフォンアプリを通じ配達依頼を受け店舗から客まで料理を運ぶことで報酬を受け取る。好きな時間に働けるのが特徴で副業として人気がある。
 
労組結成には個人加盟の労組でつくる全国ユニオンなどが協力する。
 
全国ユニオンによると、ウーバーイーツの配達員は従業員ではなく個人事業主として仕事を請け負っているケースが大半で、配達中にケガをした場合でも補償が得られないといった問題があるという。

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