元請の使用者性認める 夕礼で安全を指導 “一人親方”が団交要求 神奈川県労委
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2019.09.12 【労働新聞】
事故に遭った一人親方が、請負契約を結んだ下請の大京建機?と元請の?大林組に対し損害賠償などを求める団体交渉を求めたものの拒否されたとして、神奈川シティユニオンが救済申立てをした紛争で、神奈川県労働委員会(盛誠吾会長)は、元請の使用者性を認める判断を下した。労災防止に配慮した作業手順書を作るよう下請に求めたり、一人親方を夕礼に参加させ直接指導していた点を考慮した。一方、元請が労組に使用者性の根拠を説明するよう求めたが回答がなかったことから、団交拒否には該当しないとしている