男性職員の両親が兵庫県を提訴 「自殺は上司のパワハラと過労が原因」/兵庫県 (10/2)

□児相職員の自殺「原因はパワハラ」 遺族が兵庫県を提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000001-kobenext-soci
2019/10/2(水) 7:01配信 神戸新聞NEXT

児相職員の自殺「原因はパワハラ」 遺族が兵庫県を提訴
神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 兵庫県明石市にある県中央こども家庭センター(児童相談所)の男性職員=当時(27)=が2014年に自殺したのは、上司2人のパワハラや過重な業務による精神疾患が原因だとして、県内に住む両親が、県に約1億1800万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴したことが1日分かった。提訴は8月7日付。

【写真】職場でのいじめ・嫌がらせ相談件数の推移

 訴状によると、男性は12年4月に県職員となり、14年4月に情報関連の部署から同センターに異動。虐待問題を抱えた親子の対応などに当たっていた。同年9月ごろから疲弊した様子を見せ、同11月に自殺した。

 両親側は、専門性が高い業務なのに男性が特別な指導を受けられず、上司から他の職員の前で大声で注意され、14年10月にはミーティングに参加させてもらえなかったと指摘。男性が関係機関と電話中に、上司が受話器を奪い「(男性が)頼りないから」と相手に告げたこともあったとする。

 遺族は16年10月に公務災害の認定を請求したが、18年12月に退けられ、不服として審査請求している。

 男性は亡くなる約1年前に結婚したばかりだったという。父親は、神戸新聞の取材に「人を大事にする職場づくりが欠けていたのではないか」と話した。代理人弁護士は「児童相談所は重い責任がのしかかる職場。裁判で実態を解明したい」とする。県は「内容を精査し、対応を協議している」とした。

 

□男性職員の両親が兵庫県を提訴 「自殺は上司のパワハラと過労が原因」/兵庫県
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00010001-suntvv-l28
2019/10/2(水) 13:39配信 サンテレビ

男性職員の両親が兵庫県を提訴 「自殺は上司のパワハラと過労が原因」/兵庫県
男性が勤めていた兵庫県中央こども家庭センター

2014年に兵庫県明石市の中央こども家庭センターの男性職員が自殺したのは上司のパワハラと過労が原因として両親が県を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしていたことがわかりました。

訴えによりますと男性(当時27)は2012年に県職員として採用され、2014年4月から自殺する11月まで明石市の中央こども家庭センターで勤務していました。

両親は、専門性が高い業務にも関わらず特別な指導を受けずに当初から過重な業務についていたと主張。
また、上司から大勢の職員の前で注意されるなどのパワハラを受けていたが、職場にはパワハラをフォローできる体制はなかったとしておよそ1億8000万円の損害賠償を求めています。

両親は2016年に公務災害の認定を請求していましたが、去年退けられ不服として審査請求しています。

県の児童課は「訴状の内容を精査して対応を検討する」としています。 

この記事を書いた人