先輩教諭が余興強要 兵庫県教委「パワハラではない」 専門家「古い考え」 (10/6)

先輩教諭が余興強要 兵庫県教委「パワハラではない」 専門家「古い考え」
https://mainichi.jp/articles/20191005/k00/00m/040/142000c
毎日新聞2019年10月6日 07時00分(最終更新 10月6日 07時00分)

〔写真〕女性教諭へのハラスメントについて記者会見で説明する兵庫県教育委員会の職員ら=兵庫県庁で2019年9月24日午後2時20分、春増翔太撮影

 昨年8月、兵庫県立高校に勤務する20代の女性教諭が部活動の遠征先で、先輩の男性教諭から性的な余興を無理強いされる問題が起きた。県教委は9月に男性教諭らの行為をセクハラ(性的嫌がらせ)と認定して処分したが「パワハラには当たらない」と判断した。10年前に定めた県教委の指針を基に「上司と部下の関係にない」と説明するが、国はより幅広くパワハラと認めており、専門家は「考えが古い」と批判する。

 女性教諭が受けた被害はこうだ。県教委によると、昨年8月19日夜、部活動の大会で生徒を引率した44歳…
 

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