労働関連の「注目ニュース」(2020年4月11日)

売り手市場の求職事情、コロナで一変 「希望を失った」(朝日新聞、4/11)
 「新型コロナウイルスの感染拡大で、「売り手市場」だった千葉県内の求人事情に陰りが見え始めた。不安定雇用にさらされてきたロスジェネ世代や高齢者には、すでにしわ寄せが及ぶ。」

「雇用維持より失業手当の方が得」は本当か 主張を検証 (朝日新聞、4/10)
 「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京のタクシー会社が運転手約600人を解雇する方針を示したことが波紋を広げている。「雇用を維持して払う休業手当よりも、失業手当の方が働き手にとって得」というが、実際はどうなのか。問題はないのか。」
 「失業手当の方が得」という主張について、厚生労働省は一般論として「人により金額が違い、必ずしもそうだとは言えない」と指摘

「繰り返し飛沫にさらされた」…コールセンター従業員に初めて「新型コロナ労災」認定(ハンギョレ日本、4/11)
 「首都圏最大規模の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)集団感染が発生したソウル九老区のコールセンターの従業員が労働災害を認められた。国内のCOVID-19感染者のうち、初の労災承認事例だ。」
 「ソウル業務上疾病判定委員会の審議を経て、業務上疾病(労働災害)と認めたと発表した。同委員会は、コールセンターで相談業務を行ったAさんが密集する空間で働く業務の特性上、飛沫などの感染リスクに繰り返しさらされている点を考慮し、業務と申請上の疾病(COVID-19)とはかなりの因果関係があると判断した。」

「感染怖くて配達に行けない人も多数」…ウーバー労組、危険手当やマスク要求 (読売、4/11)
 「飲食店の料理を配達するサービス「ウーバーイーツ」の配達員でつくる労働組合は10日、東京都内で記者会見し、ウーバー側に対し、配達員への危険手当の支払いや、マスクなどの配布を申し入れたことを明らかにした。」

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