19年出生数、90万人割れ確実 過去最少、推計より2年早く
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2019/12/6 22:58 (JST)12/7 07:48 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社
〔写真〕厚労省
2019年に生まれた赤ちゃんの数が1899年の統計開始から初めて90万人割れし、過去最少となるのが確実になったことが6日、厚生労働省への取材で分かった。同省の研究機関はこれまで90万人割れを21年と見込んでおり、推計より2年早い。想定を超えて加速する少子化に、政府関係者は「大変厳しい状況だ」とし、社会保障制度などへの影響を懸念した。
厚労省は今月下旬に出生数や出生率をまとめた「人口動態統計」の年間推計を公表する予定だ。関係者は、今年の出生数が86万人程度にとどまる可能性を示唆している。
同統計によると、18年の出生数(確定)は91万8400人だった。