着ぐるみの男性 熱中症で死亡 遊園地の社長ら書類送検
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NHK News 2019年12月9日 17時24分
ことし7月、大阪 枚方市の遊園地で、着ぐるみを着てショーの練習をしていた男性が熱中症で死亡した事故を受けて大阪労働局が調べたところ、法律で必要な人数の衛生管理者を選任していなかったとして、運営会社と社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
大阪 枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」ではことし7月、着ぐるみを着てショーの練習をしていたアルバイトの当時28歳の男性が熱中症で死亡しました。
この事故を受けて、大阪労働局が遊園地の安全管理体制を調べたところ、従業員への飲み水の用意などに問題はありませんでしたが、死亡事故が起きる前の去年4月までの3か月近く、労働者の数に基づいて法律で義務づけられる衛生管理者が3人必要だったのに1人しか選任していなかったということです。
このため大阪労働局は「ひらかたパーク」を運営する「京阪レジャーサービス」と、40代の男性社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
京阪レジャーサービスは「書類送検されたことについては真摯(しんし)に受け止め、二度とこのような事故が起きないよう熱中症対策はもちろん、安全管理体制をさらに強化・徹底してまいります」とコメントしています。
「ひらパー」熱中症死、書類送検 大阪、着ぐるみ男性アルバイト
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00000075-kyodonews-soci
2019/12/9(月) 13:19配信共同通信
「ひらパー」熱中症死、書類送検 大阪、着ぐるみ男性アルバイト
〔写真〕ひらかたパーク=2017年、大阪府枚方市
大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で7月、着ぐるみを着ていた男性アルバイト=当時(28)=が熱中症で死亡した事故で、大阪労働局は9日、法令で定められた人数の衛生管理者を配置していなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで、運営会社「京阪レジャーサービス」と岡本敏治社長(44)を書類送検した。
労働局によると、事故を受けて調査したが、従業員用の飲み物が用意されるなど、直接の労働環境に問題はなかった。
書類送検容疑は、遅くとも、労働者数が法令基準の500人を超えた昨年1月には衛生管理者を3人配置しなければならなかったのに、1人しか選任しなかった疑い。