有給休暇、休業給付などQ&A コロナ19、労働現場にこう対応しましょう!
[民主労総法律院イシューペーパー]
http://nodong.org/statement/7646233
韓国の第一労総になった民主労総の法律院〔日本の法規対策部〕が、新型コロナをめぐる法律問題について、労働者向けに分かりやすい解説をまとめました。日本よりも先に新型コロナの感染が拡大した韓国ですが、迅速で合理的な対応で感染の拡大を抑えつつあります。しかし、働く者にとっては多くの問題があります。労働者のための新型コロナ対策として、大いに参考になる内容だと思い、試訳してみました。〔〕内は、訳注です。(訳文責:脇田滋)
1.趣旨
-民主労総はコロナ19感染病が全国に拡散する状況で、労働者が知っておくべき関連情報を提供し、労働法と関連した内容について簡単に理解できるように説明するイシューペーパーを発行することになりました。
-とくに今回のコロナ19感染病の拡散により、労働法の死角地帯に置かれている特殊雇用職、未組織・零細事業場の労働者、社会的弱者に権利保障がさらに切実に求められており、これに対する対策作りが必要であると強調しています。
2.主要内容
1.コロナウイルス、何ですか? 2頁
2.コロナ19はどのような法律が適用されますか? 2頁
3. 使用者はどんな予防処置をしなければなりませんか? 2頁
4. 感染で隔離された場合、有給休暇をもらえますか? 3頁
5. 残っている年次有給休暇を全部取れますか? 3頁
6. 自家隔離者に「在宅勤務」をさせられますか? 3頁
7. 発熱や呼吸器の症状が現れたら、どうすれば良いですか? 4頁
8. 使用者が休業した場合はどうすれば良いですか? 4頁
9. 働いてコロナ19に感染すると、労災補償は受けられますか? 5頁
10. 通勤中にコロナ19に感染すると、労災として認められますか? 5頁
11. 柔軟勤務制、どのように対応すれば良いですか? 6頁
12. 子どものケアが必要ですが、どうすれば良いですか? 6頁
13. コロナ19関連の法律相談は、どこにしますか。 7頁
一緒に悩み、頑張りましょう!
[別添]コロナ19関連参考資料一覧 8頁
<終わり>
■作成:民主労総法律院(電話:02-2670-9235、FAX:02-2335-0638)
※コロナ19関連法律相談のお問い合わせは13番回答をご参照ください。
※イシューペーパーは民主労総ホームページ(http://www.nodong.org)でもご覧になれます。