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jijiドットコム 2013/08/07
今春の大学卒業者約56万人のうち、非正規雇用やアルバイト、進学や就職の準備をしていない「ニート」など安定的な雇用に就いていない人が計11万5000人余り(20.7%)に上ったことが7日、文部科学省の学校基本調査の速報で分かった。前年度より2.2ポイント、約1万2600人減少したが、同省は「本人が望まない形で社会に出ざるを得ない状況は、引き続き改善すべき課題だ」としている。
調査によると、大卒者55万8853人のうち5月1日現在で37万5959人が就職し、就職率は67.3%(前年度比3.4ポイント上昇)と3年連続で改善。うち非正規雇用は前年度比約800人増の2万2786人(4.1%)だった。