失業率3・7%に改善 昨年12月、6年ぶり低水準

【共同通信】 2014/01/31

 総務省が31日発表した2013年12月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・3ポイント低下の3・7%で、3カ月ぶりに改善した。3%台となるのは5カ月ぶりで、3・7%は07年12月以来、6年ぶりの低水準。

 厚生労働省が同日発表した13年12月の有効求人倍率(季節調整値)は0・03ポイント上昇の1・03倍で、3カ月連続で改善した。

 消費税増税を前にした駆け込み需要に対応するため、製造業を中心に雇用を増やす動きが広がった。職探しを始める人が減ったことも失業率低下の一因となった。

 13年平均は、完全失業率が前年比0・3ポイント低下の4・0%と3年連続で改善。

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