日本生命、保育所100カ所新設へ 半数を「地元枠」に

朝日DIGITAL 2017年2月21日
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 日本生命は来年4月までに「企業主導型保育所」を全国で約100カ所新設する。同社は全国に約7万人いる従業員の9割が女性で、子育てしながら働き続けやすい環境整備をめざす。企業が主に従業員向けに整備する企業主導型保育所は昨年4月から創設。最大規模の整備計画となる。

 今年4〜7月に仙台や名古屋、大阪、福岡の各市など48カ所で受け入れを始める。その後は首都圏などにも広げる予定。全国で保育事業を手がけるニチイ学館が整備や運営を担い、全体の利用枠の約半数は両社、残りは地元枠とする。

 対象は0〜2歳児で、定員は計約1800人。月額利用料は全国一律で、0歳児が3万4300円、1〜2歳児が3万4200円。

 企業主導型保育所は政府の待機児童対策の目玉で、昨年12月末までに約1200施設(定員約2万7千人分)の整備・運営費の申請が寄せられた。(伊藤舞虹)

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