大阪労連豊能地区協が雇用生活相談会(公園で)を開催

速報!13日と14日に、池田市役所前の公園で、雇用生活相談会を行いました。弁護士をはじめ労組役員、ケースワーカー、市会議員などが訪れた相談者に対応しました。2日間で21件、29人が訪れ、労働相談16件、生活相談6件でした。参加したボランティアは91人にのぼりました。同市にあるダイハツが600人を越える雇い止めを始めていますが、これに反撃する取り組みでもありました。どう見てもダイハツの社員のような人物が、相談会をビデオ撮影するなど、気がかりな様子が伺えました。(服部信一郎)

    以下、中西基弁護士の13日配信ニュースです。
本日、池田駅前公園での「労働・生活なんでも相談会」が開かれました。詳しくは後ほど豊能地区協からご報告頂けると思いますが、とりあえず速報です。対応したのは、弁護士6名、労働組合多数、、生健会3名、市会議員4名、民商、医療生協、その他、合計約30名でした。テレビ局2社、新聞社多数、マスコミだけで15名は来ていたでしょうか。相談は、全部で6件、11名でした。うち5件が労働相談でした。会社の倒産により30名全員が解雇された事案や、経営不振を口実に8名が一斉に解雇された事案などがありました。派遣労働者の相談(解雇)も1件ありました。ダイハツ関係の相談は今日はありませんでしたが、明日は、ダイハツの労働者が相談にくる予定になっています(予約済み)。失業中の方の生活相談(税金や国保減免など)もありましたが、生活保護申請につなげる相談はありませんでした。(なお、事前に相談があって、本日まで待てない方がおられ、すでに市会議員の方で対応して頂き、生活保護受給に至ったケースはあります) 途中から雨が降って大変でした。明日も午前10時から午後7時まで相談会をしますので、お時間があれば覗いてみてください。

NHKニュースや各新聞でも紹介されました。以下、毎日新聞記事です、14日朝刊
労働相談会:弁護士らが、きょうも池田で /大阪
 非正規労働者の失業問題が深刻になる中、全大阪労働組合総連合(大阪労連)豊能地区協議会などは13日、池田市の阪急池田駅前公園で、失業者などを対象にした労働や生活の相談会を開いた。14日も午前10時〜午後7時の予定で開く。
同市に本社工場があるダイハツ工業が昨年12月に非正規労働者の削減を公表したことを受け、実施した。同公園内にテントを設置し、弁護士や労組の職員らが失業や生活保護などについての相談に応じた。 相談に訪れた兵庫県宝塚市内の男性(45)は、26年間勤めた金型工場を解雇されて失業中といい「年金や健康保険を支払う負担を軽くする方法を相談に来た。今は失業手当を受けているが、一日も早く就職したい」と話していた。【日野行介】

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